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来館者100万人によせて

千葉市子ども交流館は、今から8年前の平成19年10月21日に、
千葉市で初めての本格的な児童福祉施設として、この「きぼーる」の3階から5階にオープンしました。
それ以来、毎日毎日何百人というたくさんの皆さんが来館され、
そして遂に平成27年7月26日に100万人目の来館者をお迎えしました。
 
政令指定都市である私たちの千葉市の人口が約97万人前後ですから、
千葉市のすべての住民とほぼ同じくらいの大勢の方が
千葉市子ども交流館にやってきてくださったという計算になります。
ものすごい数ですね。
 
千葉市子ども交流館は、学校に上がる前の小さなお子さんから
18歳になる高校3年生までの全ての子ども達が楽しく交流するために集える場所として、
千葉市内はもとより市外・県外の子どもたちも利用してくれています。
 
3階のアリーナでの卓球やバスケットボール・バドミントン、
4階の音楽スタジオでのバンド練習、工房での工作、調理室でのクッキング、
5階のパソコンコーナーや図書コーナー、
DVDコーナー・ゲームコーナー・プレイルームなどにおける様々な活動を通して、
子ども達がのびのびと遊びや学びを楽しんでいます。
 
「遊びをせんとや生まれけん、戯れせんとや生まれけん……」
 
という昔の人の言葉のとおり、子どもは遊ぶことが生活そのものなのです。
子どもは遊びを通して、社会的なルールや仲間との友情、
生きる知恵といったものを身に付け、自分の力にしていくものです。
そして、大人になるための準備を整えます。
私たち千葉市子ども交流館は、そのためのサポートをこれまで精一杯させていただきましたし、
これからも皆さんのお手伝いをさせていただくつもりです。
 
7月26日の記念式典には、公私ともに大変お忙しい中を、
千葉市の熊谷市長さんがお祝いに駆けつけてくださいました。
こうして皆さんと一緒にお祝いできることを本当にうれしく、また光栄に思います。
心から感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
 
私たちは、今回の来館者100万人達成を期に、スタッフ一同心を新たにして
皆さんに喜んでもらえる千葉市子ども交流館を目指して参りたいと考えております。
 
これからも千葉市子ども交流館をどうぞよろしくお願いいたします。
 
館長 嶋田信昭
 

カテゴリー: 投稿日:2015年07月27日 投稿者:

出張講座に行ってきたよ!

7月8日(水)、稲毛区の小学校に出張講座に行きました。
 
3年生を対象にした「読み聞かせ」と「手作り工作」をそれぞれ1時間ずつ、計2時間の講座です。
ここでは「手作り工作」についてご紹介いたします。
 
今回はシャクトリムシを作りました。材料の色画用紙や工作用紙は予め切ったものを用意しました。 
子ども達は貼る、折る、組み立てるといった基本的な作業をしました。
どの子どもも作り方の説明をよく聞き、一生懸命に作っていました。
それぞれに愛嬌のある48種類の個性的なシャクトリムシの完成です。

 
 
 
そして、いよいよ遊ぶ時間になると大きな歓声に包まれました。
 
シャクトリムシの特徴のある歩き方が確かめられる時間です。
斜めになった板の上をまっすぐ下りていくもの、まっすぐ進むが速さが全くちがうもの、
歩くように右左にゆっくり下りていくものなど様々です。
 

 

紙の折り方の微妙な違いで動き方が違ったものになることに驚いていました。
また、子どもは遊びの天才と言われるように、板の上をただ下ろすだけでなく、
友達と競争したり、板に投げてみたり、椅子で階段状のものをつくったり・・・と遊び方も様々に工夫していました。

 

終わりには
「紙なのに生きているようにみえました」
「同じようなものを作ったことがあるけどまた違った動き方をして楽しかった」などの感想が聞かれ、
どの子も手作り工作のよさを感じとっていたようです。それだけに自分が作ったものに愛着がわき、
しっかりと袋に入れ教室を後にしました。
うっとうしい梅雨空で外遊びができない中、自分で作った自分だけのもので楽しく思いっきり遊ぶことができ満足感が得られた時間でした。
 

 
昨今、昆虫が苦手な子が少なくないとも言われています。
梅雨が明ければカブトムシやクワガタが見られ、セミも鳴くようになります。
好かれる虫にもそうでない虫にもこうした機会をきっかけとして興を向けてもらえればありがたいです。
 
千葉市子ども交流館のなかよし工房では工作やおもちゃ作り、
市内の小学校や施設への出張講座の活動を行っています。
作って遊び、学ぶ貴重な体験をしてみませんか。

カテゴリー: 投稿日:2015年07月15日 投稿者: