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「児童福祉週間と標語のおはなし」

今年も待ちに待ったゴールデンウィークがやってきました。

千葉市子ども交流館では、この時期、ご家族みんなで楽しめる

児童福祉週間イベント「遊びの王国」を開催しています。

 

そもそも「児童福祉週間」ってな~に?

今回のブログはこのことにまつわるお話です。

厚生労働省では、すべての子どもが個性豊かに、たくましく育っていけるような環境・社会を目指し、
毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間」と定めています。

 

児童福祉週間には、博物館や科学館の入場料を減免したり、
子ども向けイベントや子育て応援イベントを開催するなどして、
国民全体で子どもの健やかな成長を考えようという取り組みが各地で開かれます。

また、児童福祉週間の今年度のキャッチフレーズとして、全国から標語を募集し、
優秀な作品を取り上げて、この週間を盛り上げています。

 

この標語の話を少し・・・・。

平成26年度は全国から5,647作品の応募があったそうです。

そして、今年度の最優秀作品として

「そのいっぽ みらいにつづく ゆめのみち」

(中西愛美さん  7歳 千葉県)が選ばれました。

やった~。千葉県の子どもの作品だ。

 

そのほかの入選作品もとても素敵な作品ばかりでした。

「僕らしさ」同じ大事な「君らしさ」 (29歳 神奈川県)

笑顔はね 仲良くなれる おまじない (12歳 滋賀県)

大空と 君のみらいは むげんだい (57歳 岩手県)

振り向けば 君を見守る 人がいる (16歳 山口県)

一人じゃない みんながいるから だいじょうぶ (10歳 静岡県)

小さな手 未来を支える 希望の手 (3歳 香川県)

「ありがとう」そのひとことで 笑顔になれる (11歳 千葉県)

その笑顔 どんなものより 宝物 (11歳 千葉県)

こどもが つくる 未来を つくる おとなは みんな応援団 (62歳 静岡県)

君は君 世界に一人 たからもの (11歳 千葉県)

 

入選者が3歳~62歳と幅広いのにびっくりですが、なんとこの11作品の中に

最優秀賞を含めて、千葉の子どもが4人も入選しているんですね。

いいな~。ちょっと誇らしくなりませんか。

 

それと、ちょっと興味深いのは、これらの標語を選ぶ選定委員の中に、
絵本作家の宮西達也さんがいらっしゃるんですね。
そうです、あの「おまえうまそうだな」の作者の宮西さんです。
「おまえうまそうだな」は交流館でも大型絵本の読み聞かせを幾度も行っていて、いつも大評判です。

 

その宮西さんが、標語をもとに今年度の児童福祉週間の啓発ポスターのデザインも
手掛けていらっしゃいます。

 


こんな素敵なポスターですよ。

(厚生労働省ホームページより引用)

なにかいろいろなところで繋がっているようで、嬉しくなりますね。

 

 

 

 

 

千葉市子ども交流館でも毎年この期間には、その時の標語に沿って、工夫をこらしたイベントを展開しています。

詳しい内容はこちらをご覧になってください。

 

 

現在、3階のエントランスでは今年の標語をモティーフにした「キッズミュージアム」を展開しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

これらの楽しいイベントを通じて、子どもたちの生き生きとした笑顔にふれ、
親子のふれあいもよりいっそう深まると嬉しいです。今年もたくさんのご来館をお待ちしております。

カテゴリー: 投稿日:2014年04月28日 投稿者: