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読書の秋!!桃太郎のパロディー本?!あれこれ・・・

むかしむかし、桃太郎の家の隣に、心の曲がった‘お柿さん’が住んでいました。
ある時、お柿さんが川で洗濯をしていると、大きな柿が、ドンブクツンブク♪ドンブクツンブク♫ と、流れ
てきます。さっそく家に持ち帰り、食べようと思ったら、なんと中から、男の子の赤ちゃんが生まれてきま
した。お柿さんは、柿から生まれたので、柿太郎と名付けます。
すくすくと、それなりに育った柿太郎は、ある日隣の桃太郎が、鬼が島へ鬼退治に行くことを耳にします。
しめしめ、先に鬼が島へ行って、宝だけ横取りしてやろう、とたくらんだ柿太郎は、カエルとカニとカラス
をお伴に?!、鬼が島へむかいました・・・。

 

はてさて、この続きは・・・?!お話会での、お楽しみです。

 

この他にも、まだまだおもしろい、こんなお話がありますよ。

 

宝を取り戻す目的で、桃太郎の家に奉公に来ていた赤鬼親子。鬼の娘が、なんと桃太郎にひと目ぼれ!して
しまう話(この後とんでもないことに・・・!)や、

 

桃太郎のお嫁さんが、川で洗濯していると、大きな梅干しが流れてきて、なんと中からしわしわのじい様が
生まれてくる話(このお爺さんがくせ者で・・・!)や、

 

実は桃太郎には姉がいて?! 物語がそこから始まったり・・・、等々。

 

それはそれは、江戸時代に流行した桃太郎のパロディー本、たくさんありました。
実は、かの「東海道中膝栗毛」の著者、十返舎一九も、桃太郎のパロディー本について、
「お子さまがた めし上がられても 毒にならず」と前書きしていました。

 

今月は、読書の秋にちなんで、皆さんに、ちょっと面白いお話を、紹介しました。

さて、千葉市子ども交流館では、こうした内容の絵本や紙芝居を読んだり、他にパネルシアターやわらべ
歌・手遊び歌、更に手話など、盛りだくさんの内容を提供しています。
お話会の最後には、折り紙絵本を皆で作って、おさらいをします。
毒にならないお話を用意してお待ちしておりますので、ぜひ、遊びに来てくださいね!!

 

そうそう、これらの内容は、近々市内の小学校へも出張講座で参ります。
どこへ行くかは、お会いしてからのお楽しみ♡

 

今回のブログは、お話会担当の高山が、お届けしました。

カテゴリー: 投稿日:2014年10月01日 投稿者: