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「中高生が教えるプログラミング教室」開催!!

昨年夏から実施している、「中高生が教えるプログラミング教室」を8/18(火)に開催しました。
今年はコロナウイルス感染予防の影響もあって、開催が危ぶまれましたが、
人数制限や消毒・フェイスシールドの着用など対策をすることで開催することができました。

今年も昨年同様、「CoderDojo若葉若松」(※1)と「サクラテンペスタ」(※2)の
みなさんにご協力いただきました。

※1:CoderDojoとは…
 7歳~17歳までを対象とした子どものためのプログラミング道場です。
 2011年にアイルランドで始まり、今では世界100か国・1800の道場があり、 
 日本では180以上の道場があります。

※2:サクラテンペスタとは…
 世界最大のロボコンFIRST Robotics Competition(FRC)に参加している 
 千葉県の普通科に通う中高生で構成されたロボット競技チームです。
 FRCは資金集めからロボット製作まで生徒だけで行うのが特徴で企業と 
 スポンサー交渉を行ったり、クラウドファンディングで資金を募ったりもしています。

「こどもたちによる、こどもたちのための、プログラミング教室」ということで、
今回の講師は参加してくれた人たちとほとんど歳の変わらない人たち。
初心者クラスを担当してくれたAくんは小学6年生です。

中高生が教えるプログラミング教室

初心者クラスでは「ねこにげゲーム」を作りました。
ねずみを十字キーやマウスで操作して追いかけてくるねこから逃げるゲームです。

中高生が教えるプログラミング教室 中高生が教えるプログラミング教室

はじめはすべるような動きをしていたねずみも足の動きをつけて、
より動物らしい動きにしました。
お兄さんがそばで見守ってくれて、うまくいったらハイタッチ!
楽しみながら、進めていきます。

中高生が教えるプログラミング教室 中高生が教えるプログラミング教室

一通り、プログラムが完成したら、自分たちでアレンジを加えていきます。
ねこに捕まったら「GAME OVER」の文字を表示させたり、
タイマーで時間を表示させたり。

ねずみの天敵ってなんだろう??と考えて
猛禽類(もうきんるい)のフクロウを登場させた人もいました。

思い思いにいくらでもアレンジできるのが、
プログラミングのおもしろさのひとつですね!

ちょっとパソコンができる人を対象にした初級クラスは「ブロック崩しゲーム」を作りました。ブロックにボールをぶつけて消していくゲームです。単純だけど夢中になってしまうこのゲーム。やったことのある人も多いのではないでしょうか。こちらの講師は中学1年生のYくん。

中高生が教えるプログラミング教室

今回は内容が少しむずかしく、たくさんのプログラムを書かなくてはいけないので、
一人ひとりにテキストを用意してくれました。

中高生が教えるプログラミング教室 中高生が教えるプログラミング教室

ボールの跳ね返り方を指示したり、ボールが当たった時のブロックの態様を指示したりと、
単純に見えたゲームもたくさんのプログラムからできていることがわかります。

中高生が教えるプログラミング教室 中高生が教えるプログラミング教室

気が付けば、みんな無言になっていました。
わからなくなってしまっても、すぐにお兄さんたちが駆けつけてくれます。

中高生が教えるプログラミング教室 中高生が教えるプログラミング教室

最後にサクラテンペスタの方からごあいさつがありました。
リーダーの寺崎くんと立崎さんです。
立崎さんは3Dプリンターでフェイスシールドを製作し、
医療機関に寄付をする活動も行っていて、製作費・輸送費は
サクラテンペスタが支援しています。
そして、この活動はテレビや新聞にも取り上げられました。

中高生が教えるプログラミング教室 中高生が教えるプログラミング教室

プログラミングに興味のある方は、CoderDojoや
サクラテンペスタなど活躍の場を広げてみてはいかがでしょうか。

ご参加いただきましたみなさま、ご協力いただきました「CoderDojo」、
「サクラテンペスタ」のみなさま、ありがとうございました!

カテゴリー: 投稿日:2020年09月10日 投稿者:千葉市子ども交流館