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2019年の御礼
2019年もいよいよ残すところあと数日となりました。
今年の新年のご挨拶では、平成31年の幕開けと書きましたが、
天皇陛下が即位され、『令和』がスタートしました。
ラグビーワールドカップが日本で開催され、
ベスト8に残る快挙で国内が盛り上がる一方、
東日本での台風や豪雨が繰り返し襲来し、千葉市内でも、
長期停電など甚大な被害が発生しました。
当施設も、開設以来初めて、臨時休館を経験しました。
今年も『千葉市子ども交流館』をご利用いただきまして、
誠にありがとうございました。
この一年間で、昨年とほぼ同じ約153,000人もの方々にご来館いただきました。
スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
『千葉市子ども交流館』は、条例により、年末・年始(12/29~1/3)が休館となります。
新年は、1/4 からの通常開館となりますので、よろしくお願いします。
来る2020年も、皆さんに安心して楽しんでいただけますよう頑張ってまいりたいと思います。
よいお年をお迎えください。
千葉市子ども交流館 館長
カテゴリー:ブログ 投稿日:2019年12月28日 投稿者:千葉市子ども交流館
米作り体験クラブ 8~11月!
みなさんお久しぶりです!
ご報告が遅くなってしまいましたが、8・9・10・11月までに行った米作り体験クラブの活動についてお知らせしたいと思います!
この4か月間で行った活動内容は、「かかし作り」「稲刈り・オダがけ」「脱穀(だっこく)」「籾(もみ)すり」の4つです。お話したいことが、もりもり盛だくさんあります!
少し長くなるかもしれませんが、よろしければお付き合いください。
では早速、「かかし作り」の様子からお伝えしていこうと思います!
この立派なかかし達を見てください!
どれを見ても素敵なものばかりだと思いませんか?
田んぼの中で、静かにたたずむ姿はまるで映画のワンシーンのようです。
このようにとってもきれいなかかし達ですが、
じつは自分たちで切って運んだ竹で作ったんです!
とってもすごいでしょう?
あ、そうそうこの日は虫がたくさん取れたんだっけ。
今年の8月もとっても暑かったな~
さて続いては「稲刈り・オダがけ」の様子です!
4月から見てきた苗も9月に入って、立派な稲に成長していました!
大粒の稲穂が輝いていますね~。
まずは達人から稲の刈り方を学びます。
「ふむふむ、こうやるのか~」
写真からでもそんな声が聞こえてきそうなほど、
稲を刈る様子をじっと見つめていました。
よしよし、私も頑張ってみようじゃないか!
一緒に活動する子どもたちと協力して稲を刈ってみます。
しっかり握って、鎌をいれるぞ~。
「やったあ、とったど~!」
きれいに刈り取ることができました
そういえば、この稲って私たちが頑張って植えたんだっけ。
こんなに大きくなっていたなんて、なんだか感動しちゃうな~。
とれたとれた!たくさん稲がならんでいます。
竹で作ったオダにかけるとこんな感じ。
うまく乾くといいな、と願ってこの時は田んぼを後にしました。
次に行ったのは「脱穀(だっこく)」の活動です。
ただ、活動時期の直前に千葉県は
台風や大雨の被害に見舞われていました。
私たちの田んぼや、お米はどうなっただろうか。
そんな不安を胸に田んぼを訪れると…
稲たちはしっかりオダにかかっていました!
ただ近くの森林には、大きな爪痕が残っていました。
田んぼの恵みはもちろん自然のちから。
一方で、大雨や強風がもたらす被害も自然のちから…。
一年間、田んぼの活動を通して自然を身近に感じていると、
このような景色からも、いろいろなことを考えさせられます。
田んぼですくすく育ったお米たち、大切にしなきゃ。
作業の前に、改めて身が引き締まる思いです。
では、そんな思いで頑張ってきました
活動の様子をご覧いただきたいと思います!
みなさん、これが脱穀機です!
稲をいれるだけで自動的に脱穀をしてくれる優れモノ。
ただなかなかの年代物のため、もうあまり日本では流通していないようです。
そのかわりに、東南アジア付近に活躍の場を映しているんですって。
日本製品はとっても物持ちがいいな~
ここが稲を入れるところ。
こっちにはレバーがたくさん。
う~ん、どうやって動かすんだろう?
なにが何やら私にはさっぱり分かりません。
ここがお米のつぶが出るところ。
電源を入れたら、ぶいーんとお米が出てきます。
とれてるとれてる!とってもきれいですね。
ここからはわらが出てきます。
ひたすら出てくるわらを、じーっと見つめる背中。
いったい何を思っているのかしら。
でも思わず見入ってしまうその気持ち、
なんだかわかる気がするなあ。
みてみて、こんなに取れました!
無事に脱穀まで終えられて、ほっと一安心です。
それでは、次で最後の報告となります。
11月は「籾(もみ)すり」に行ってきました!
写真中央に2台見えるのが籾すり器です。
取れたお米を機械に入れていきます。
ざあーっと、たくさん入っていきます。そうすると…
なんと!とってもきれいにお米のもみがとれていきます!
いつも食べるお米は、こうやってきれいに整えられているんですね。
大人も子どももやる気満々!
みんなで一生懸命作業しました。
と思っていたら、あれ?
こっちではお水を汲んで何をしているんだろう。
むむむ、林のほうで何やらあやしい動き…
あっ、川ができている!
子どもにかかれば自然の中も立派な遊び場です。
みんなでどろんこ遊び、とっても楽しそうだな~
十分に遊んで満足したら、
子どもたちはまた、籾すりの作業に戻ります。
林にはみんなが遊んだ痕跡だけが、静かに残ります。
土を掘ったり、水を流したり、枝を立てたり。
遊びの跡をみていると、子どもひとりひとりが遊びに傾けた情熱が
そこに閉じ込められているように思えてくる時があります。
そう思って見てみると子どもたちが夢中で遊んだ跡って、
なんだか芸術的だなあ~。
おっと、いけないまだ作業の途中だった!
最後の仕上げも、気を抜かずに頑張らなきゃ。
4月から始まった米作りの総仕上げです。
みんなよく頑張りましたね!
さあこれで8月から4か月間にわたって行われてきた
米作りクラブの報告が終わります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
田んぼでの作業はこれでおしまいになりましたが、
12月に収穫したお米をみんなで食べる「収穫祭」が開催されます。
一生懸命育てたお米を食べるの、楽しみだな~。
ではみなさん、次が最後の報告となります。
谷津の田んぼでとれたおいしいお米の報告を
楽しみにお待ちください、それではまた!
カテゴリー:ブログ 投稿日:2019年12月06日 投稿者:千葉市子ども交流館