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「千葉市少年自然の家へ行こう!」
こんにちは!
今月から千葉市子ども交流館のスタッフが順番にブログを更新して、
子ども交流館の講座やイベントなどをご紹介させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
さて、今回ご紹介させていただくのは、10月9日(火)に行われる
「千葉市少年自然の家へ行こう!」です。
長生郡にある「千葉市少年自然の家」で、クライミングウォールに挑戦しましょう!
クライミングウォールとは、人工壁を素手やロープをつけて登るスポーツです。
「千葉市少年自然の家」では、3mまでの高さをなにも使わずに登る「ボルタリング」、
6m、9mの壁をロープとハーネスを使って登る「トップロープクライミング」を行っています。
「3mや6mも登るの~? ちょっとこわ~い!」
最初はみんな同じ気持ちです。でも大丈夫!
みんなで事前にクライミングウォールについてのビデオを見たり、
指導者養成講習を受けた引率者の下で、安全第一にクライミングを行います。
ボルタリングの練習を数回するうちに「壁登りのコツ」がつかめ、
ほとんどの参加者がなにもつけずに3mの壁を登れるようになります。
次は「トップロープクライミング」。
ハーネスにロープをつけて、6mの壁に挑戦です!
下から応援するみんなからも
「右、右!赤い石!」「もう少し上に足をかけて!」と、声援が上がります。
登る人、ロープを任されるホールドという役、大きな声で応援する仲間。
クライミングウォールは個人競技ではなく、チームプレイです。
6mを登り、頂上の鈴を鳴らした時は、みんなから大きな拍手です。
「千葉市少年自然の家」では、
『クライミングウォールは、スポーツ的要素だけではなく
「壁を登る」という行為を通して自分自身と向き合う、
自分自身の限界に挑戦することを目的としている。
互いに支えること、声援を送ることで、
仲間とのつながりを意識するといった要素をもつプログラムである。
また安全に活動を行うことの大切さを、実感することができる。』と、
紹介しています。
クライミングウォールは参加者全員に一体感が生まれる、
とっても有意義なプログラムです。
お昼は、好きなものを食べたいだけ食べられるランチバイキングです。
麦茶やオレンジジュース、牛乳も飲み放題。
(飲みすぎ、食べ過ぎには注意しましょう。)
お昼を食べたあとは、ハイキングコースの散策です。
ハイキングコースを散策しながら自然の中の「おもしろい形」をしたものや、
「きれいな色」をしたものを拾い集めてつくる「森の宝箱」という
自然観察プログラムを行います。
一人ずつケースを持って自然の中の「おもしろい形」をしたものや、
「きれいな色」をしたものを拾い集めて、「森の宝箱」をつくります。
千葉市少年自然の家には、ふだん生活している中では見かけない、
おもしろい形をした葉や、きれいな木の実などがたくさんあります。
それらを集めて自分だけの宝箱を作りましょう。
楽しくおしゃべりをしながら歩いていると、色んな虫や鳥たちとも出会います。
自然の中のお散歩はわくわく・どきどきがいっぱいです。
学校や学年が違ってもすぐにうちとけて仲良くなれるのが子ども達のすごい所。
昨年の帰りのバスの中では「また交流館であそぼうネ!」と約束をしていました。
クライミングウォールに挑戦して、自然の中を散歩して、
秋休みの1日を楽しくすごしませんか?
対象年齢は小学3年生~中学1年生
参加費は小学生1,000円 中学生1050円です。
尚、クライミングウォールのハーネスのサイズ上、
ウェスト52cm以上の方に限ります。
又、当日のプログラムは前後する場合があります。
ご了承ください。
お申込みは9月13日(木)午前9:00より、お電話または受付カウンターにて承ります。
千葉市子ども交流館 電話番号 043-202-1504
カテゴリー:ブログ 投稿日:2012年09月01日 投稿者:千葉市子ども交流館
「運動神経」ってなあに?
「あの人は運動神経がいい。」という言葉を耳にしたことはありませんか?それはどんなときでしたか?運動や遊びで、やりたいことや新しい動きがすぐにできたときではありませんでしたか?
誰もがそうなりたいと思っていることでしょう。サッカーでボールを巧みに操り、敵をするりとかわしてかっこよくシュートを決めたり、野球で難しいところに飛んだ打球をいとも簡単にキャッチしたりしてみたいですよね。どうしたらそんなことができるようになれるのでしょうか。
よく言われるように運動神経の良しあしは遺伝なのでしょうか?練習や運動経験でよくなるのでしょうか?多くの子どもたちと関わってきた経験から、私は両方が関係すると思っています。遺伝的なものは後から動かしようがないので、練習や運動経験との関連を考えていきましょう。
一般的に、「運動神経がいい」とは、自分が思ったように、自分の手足や体を動かせることだと思います。「こうしたい」と思う動きがすぐできることだと思います。大人になってから急に運動神経をよくするのは難しいと思います。子どものときからのたくさんの運動経験の蓄積が関係してくると思うからです。
子どもの発達特性はおよそ次のようになっています。0歳から2歳は体全体の大きな筋肉を動かして、「立つ」「歩く」など移動することができるようになります。3歳から6歳くらいには手や足などのより小さな筋肉を器用に動かすことができるようになり、いろいろな動作ができるようになります。小学校下学年ころには相手や物に合わせて動く協応動作等の感覚的な発達が顕著になります。小学校上学年になるとより大きく俊敏な動作ができるようになります。中学生から高校生では、骨格や筋力の一層の発達と内臓機能も向上し、ほぼ大人の体ができあがります。
このような発達段階に応じて適切な運動経験を積んでくれば、運動神経も発達してくると思われます。
具体的には、入学前の幼児期には、走ったりジャンプしたり高いところに乗ったりでんぐり返しをしたり全身を使っていろいろな動きのある遊びをさせたいものです。小学校下学年では、感覚的なものが一番発達する時期なので、「ボールなどの投捕」「リズム運動遊び」「縄跳び」など、右手・左手、前後左右方向への移動、回転等の多様な動きを経験させたいものです。上学年ではいろいろなスポーツ・運動種目の経験をさせたいものです。中学・高校では本格的に自分で選んだスポーツに取り組めばよいと思います。
子ども交流館ではいろいろな運動遊びができるような施設を揃えて皆様の来館を待っています。3Fにはアリーナ(体育館)があります。アリーナではいろいろな運動遊びができます。曜日や時間帯によってできる運動遊びが決めてあるので、詳しくは当HPの施設案内ページをご覧ください。バスケットボール・卓球・バトミントン・ドッジボール・フリスビー・長縄跳びができますし、幼児用の運動スペースではボール・フープ遊びができます。
また、次のようないろいろな運動遊びの教室を開催していますので、ぜひご参加くださいませ。
「みんなで運動あそび」
「みんなでレクリエーション」
「ジャズダンス」
「わくわく運動遊び」
「わくわくふれあい遊び」
様々な運動遊びがあります。こちらへの参加・申し込みなど、くわしくは当HPの講座・教室案内をご覧ください。
5Fには、プレイルームがあります。小学生以下の人が自由に遊ぶことができます。カラフルな遊具の高いところに登ったり、狭い通路を通ったり滑り降りたり、いろいろな楽しい遊びができます。幼児期や小学校期の子どもたちの身体発達や運動感覚を養うのに最適です。
子ども交流館を利用して、このようなたくさんの運動遊びを通して楽しく「運動神経」を発達させていってはいかがでしょうか。お待ちしています。
子ども交流館 館長 小林 昭
カテゴリー:ブログ 投稿日:2012年08月10日 投稿者:
カリメーラ
「カリメーラ」はギリシアの言葉で、日本語の「おはよう」の意味です。私はこの「カリメーラ」という挨拶言葉で、3年間のギリシアでの生活の基になる現地の方々との人間関係を作ることができました。
私 は、若いときに在外教育施設派遣教員としてギリシアのアテネ日本人学校で勤務する機会を得ました。派遣が決まった時、赴任前に少しでもギリシア語を勉強し ておこうとしました。しかし、たくさんの本屋さんに足を運びましたがギリシア語を勉強する手がかりとなる本は見つからず、やむなく現地に着いてから学ぶし かありませんでした。 ギリシアでは、日本人学校で雇われている現地のスタッフや近所の人たちに元気よく笑顔で「カリメーラ!」と挨拶をすることから始めました。すると、何度も 挨拶を交わしているうちに挨拶以外の言葉を私に教えてくれるようになりました。ゆっくりはっきりわかりやすく発音して身振り手振りや片言の英語で、天気の ことや物の名前などを教えてくれました。新しい言葉をノートに書き止め、繰り返し使っていくと、どんどん単語数が増えていきました。こうして床屋さん・運 転手・近所の商店主・カフェで暇そうにコーヒーを飲んでいるおじさんなど、ギリシア人の友達の数も飛躍的に増えていきました。そして。3年の月日が過ぎ、 帰国する時には、互いに別れがつらいと感じるよき友を多数得ることができました。出会いの始めは挨拶からと実感しました。
交流館にはたくさ んの来館者があります。にっこり微笑んで「おはようございます。」と元気に挨拶のできる子どもと会えるととても嬉しくなり、「今日も一日頑張ろう。」とい う気持ちになります。反対にうつむいて入館して行ってしまう子やこちらからの挨拶に無言の子には、「どうしたんだろう。」「何かあったのかな。」と心配に なってしまいます。 人と人の出会い・交流の始まりは元気な挨拶からと思っている私は、子ども交流館が「おはようございます。」「こんにちは。」「ありがとうございました。」 という元気な声と笑顔でいっぱいになるよう願っています。そして、交流館で職員と来館者、来館者どうしの交流がたくさん生まれることを期待しています。 館長 小林 昭
カテゴリー:ブログ 投稿日:2012年06月25日 投稿者: